曳舟の道 京の豪商、角倉了以・素庵物語 [ 濱岡三太郎 ]：曳舟

曳舟の道 京の豪商、角倉了以・素庵物語 [ 濱岡三太郎 ]

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京の豪商、角倉了以・素庵物語 濱岡三太郎 幻冬舎ルネッサンスヒキフネ ノ ミチ ハマオカ,サンタロウ 発行年月：2013年08月28日 ページ数：245p サイズ：単行本 ISBN：9784779010002 濱岡三太郎（ハマオカサンタロウ） 長野県生まれ、京都府育ち。一級建築士。フリーライターとしても活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 秀吉の朝鮮出兵が始まった頃のこと。京の一商人・角倉了以は朱印船貿易を終えた帰途、備前・吉井川で人生を変える出来事に遭遇した。了以は、舟子が「ほ〜いほい、ほ〜いほい」と掛け声を上げながら、上流へ舟をひっぱり上げる光景を目撃したのだ。かねてより了以は山城の北西部、大堰川・保津川に水運を開けば人々のためになると考えていて、その方法がわからず悩んでいたが、奇しくもこの光景がその方法そのものだった。しかし戦国の世はまだ収まらず、了以の思いは子の素庵を巻き込み家業もなげうった末、ようやく十三年後に達成される。さらに父子は富士川や高瀬川開削舟運にも着手すると、豪商へとまっしぐらに進んでいくー。「京都の水運の父」として歴史に名を残すこ

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