反戦後論【電子書籍】[ 浜崎洋介 ]：浜崎

反戦後論【電子書籍】[ 浜崎洋介 ]

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＜p＞1978年生まれの筆者の周囲にあったのは、茫漠たる郊外ーーニュータウンだった。＜br /＞ その出発点から、戦後思想とはどのように映るのか？＜/p＞ ＜p＞大東亜戦争、象徴天皇、三島由紀夫、小林秀雄、福田恆存、柄谷行人、中上健次、＜br /＞ 坂口安吾、あるいはロレンス、ピケティ……。思索を深めるにつれ、あらわれて＜br /＞ きたのは「政治と文学」という問題だった。＜/p＞ ＜p＞本書は、必ずしも「戦後批判」を志向していない、端的に「戦後よ、さよなら」と言うものだと考えてもらいたい、と筆者は言う。＜/p＞ ＜p＞「いずれにしろ、私は「政治と文学」のけじめを曖昧にしながら、いつかその両者が一致するだろうことを夢見るような「戦後」的な言葉については何の興味もないことだけは断っておきたい。私の描きたかったのは、人間の可能性ではなく、必然性であり、人間の自由ではなく事実だった。」 （あとがきより）＜/p＞ ＜p＞いま文芸、論壇界で注目を集める気鋭の批評家が戦後思想に新たな問題を提起する画期的論考！＜/p＞ ＜p＞【目次】＜/p＞ ＜p＞I部ー政治と文学＜/p＞ ＜p＞郊外論/故郷論ー「

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